在住外国人支援事業
<荒川区の在住外国人に対する支援事業>
外国人のための日本語教室
専門の日本語講師の指導と日本語ボランティアの皆様の支援により、外国人の方々が初級の日本語と日本の文化風習を学んでいます。日本語教室は、外国人支援という目的のほかに、ボランティアと外国人の方々が、日本語や日本文化を通してお互いに学び、理解し合う場でもあります。日本語教室では毎年100人程度の外国人の方々を受け入れ、決められたテキスト内容を習得したと日本語講師が認めた方に対して、修了証を発行しています。
【開講期間】毎週火曜日・木曜日
1学期 昼・夜コース:4月~6月(22回)
2学期 昼・夜コース:9月~11月(22回)
3学期 昼・夜コース:1月~3月(22回)
【時間】
昼コース:午後2:00~4:00(生涯学習センター)
夜コース:午後7:00~9:00(日暮里ひろば館)
【費用】各学期 受講料 2,000円
昼コース:教科書代2,800円、問題集代1,200円
夜コース:教科書代2,800円
※受講の対象は荒川区在住、在勤、在学の方で日本語のレベルが入門・初級の方(16歳以上)です。
※日本語教室で日本語ボランティアを行うには、協会が開催する日本語ボランティア養成講座を受講していただく必要があります。
日本語教室ボランティア養成講座
日本語教室で日本語ボランティアを希望する方々のために、日本語教授法の基礎を勉強していただく講座です。
【開講期間】
前期:〔前半〕7月(8回)・〔後半〕8月~9月(5回)
後期:11月~12月(5回)
【時間】
昼コース:午後2:00~4:00(生涯学習センター)
夜コース:午後7:00~9:00(日暮里ひろば館)
【費用】
4,300円(教科書代含む)
通訳ボランティア勉強会
保健所における母子健診や高校進学ガイダンス等、荒川区内に住む外国人のサポートをする登録通訳ボランティアのスキルアップを図るため、勉強会開催しています。
外国人のための防災講座
荒川消防署と尾久消防署と連携・協力し、日本語教室及びサロンの受講生や区内日本語学校に通う外国人を対象に、防災の知識を学ぶとともにAEDの使用体験等を実施しています。
国際理解・啓発事業
<荒川区における国際理解、啓発を深める事業>
日本語サロン
日本語ボランティアの方々と外国人の方々が、日本語で会話しながら、お互いの文化を学び、日本の文化や生活習慣を理解する場です。サロン形式となるため、お茶を飲みながら気軽に参加していただけます。
【開講曜日・時間・会場】
毎週月曜日(夜コース)
午後7:00~9:00(南千住区民事務所西部ひろば館)
毎週水曜日(昼コース)
午後2:00~4:00(生涯学習センター)
毎週水曜日(夜コース)
午後7:00~9:00(日暮里ひろば館)
第2・4木曜日(午前コース・親子)
午前10:30~12:00(ゆいの森あらかわ)
【費用】
1回につき100円(お茶代)※月曜日夜コース・木曜日午前コース除く
世界の料理教室
外国人と日本人の方々が料理を通じて、母国の文化を伝え合い、交流することを目的に、料理教室を開催しています。料理は日本や外国の伝統料理等を作ります。
広報宣伝活動
協会活動を広く周知するため、様々な媒体を用いて宣伝を行っています。
・協会だよりの発行(年1回)
・協会事務局だよりの発行(毎月1回)
・多言語ミニ情報の発行(毎月1回)
・区報、ホームページ、区営掲示板による広報(随時)
交流事業
<区民相互の交流事業>
川の手荒川まつりへの出展
世界の民族衣装試着・撮影コーナーを設け、異文化に触れて楽しんでもらうとともに、国際交流協会の活動をPRしています。
国際交流サロン 茶道教室
洗練された作法にしたがってお茶をいただく日本独特の文化である茶道を通して、外国人の方々が日本の伝統文化を学びます。ボランティア講師の協力により、楽しく交流しながら体験します。
【場所】
アクト21(男女平等推進センター)3階和室
【費用】
1回につき500円(外国人300円)
国際交流サロン 華道教室
外国人の方々と一緒に日本の四季の美しさや伝統文化を知ることを目的に、ボランティア講師の協力により、生け花の基本を学び、交流しながらフラワーアレンジメントを作ります。参加した方々から「花と向き合っていると元気が出ます」と好評です。
【場所】
アクト21(男女平等推進センター)1階創作室
【費用】
1回につき700円(外国人500円)
外国人による日本語スピーチ大会
外国人の方々に、日本に住んで感じたことなどを発表する機会を提供するとともに、区民が外国人に対する理解を深めることを目的として開催しています。
※この大会は東京荒川ライオンズクラブ、東京荒川西ライオンズクラブ、東京荒川ロータリークラブ、東京リバーサイドロータリークラブの協賛により開催されています。
国際交流バスハイク
区内在住・在勤・在学の外国人と日本人の方々が、荒川区の国内交流都市へ日帰り旅行を行い、国際交流を深めています。
外国人のための浴衣体験&日暮里・谷中散策
日本の伝統衣装である「着物」のうち、比較的容易に着ることができる浴衣の着付けを体験してもらうとともに、日暮里周辺を散策します。浴衣を着る機会の多い初夏に実施し、地域の盆踊りや花火大会など、夏の伝統行事への参加をおすすめしています。
交流事業
<世界の国々との友好交流事業>
ウィーン市ドナウシュタット区との高校生相互派遣
荒川区とオーストリア共和国ウィーン市ドナウシュタット区は、1996年に友好都市提携をして以来、相互に高校生を派遣しています。事前研修では、簡単なドイツ語講座や自由研究の準備などを行い、ウィーンでの研修中は、ウィーンの各所を視察、見学するとともに、ドナウシュタット区の高校生の家庭にホームステイし、英語でコミュニケーションを取りながら親睦を深めます。
帰国後は報告会を行い、レポートを作成します。また、ドナウシュタット区からの高校生を受入れます。
この研修に参加した方々の中には、その後大学で外国語を選考する方や海外の大学に留学した方もおり、区内高校生の貴重な国際理解の機会となっています。
日墺親善リサイタル
荒川区とウィーン市ドナウシュタット区の友好提携事業として、オーストリア大使館が招聘した若手音楽家を荒川区に招き、日墺文化協会、荒川区芸術文化振興財団(ACC)の協力のもと、日墺親善リサイタルを開催しています。この事業には、東京荒川ライオンズクラブ、東京荒川西ライオンズクラブ、東京荒川ロータリークラブ、東京リバーサイドロータリークラブの協賛により実施しています。
オーストリア大使館「アーティスト・イン・レジデンス」への支援
オーストリア大使館の依頼を受けて、荒川区の借り上げアパートに滞在しているオーストリア人芸術家の生活をサポートしています。
ウィーン大学生 インターンシップ受け入れ
2005年からオーストリア共和国立ウィーン大学東アジア学科で日本語を学ぶ大学生を受入れ、荒川区役所や区内の施設にてインターンシップ研修を行っています。インターンシップに参加する研修生の生活は、区内から応募のあったホストファミリーによって支えられています。