荒川区・ウィーン市ドナウシュタット区友好都市提携締結30周年記念式典が開催されました

2026年5月20日、ウィーン市ドナウシュタット区において、荒川区・ドナウシュタット区友好都市提携締結30周年記念式典が開催され、荒川区からは滝口学区長、そして、荒川区議会から斎藤泰紀議長が出席しました。
記念式典では、ドナウシュタット区のエルンスト・ネヴリヴィー区長、滝口区長、斎藤議長はじめ、岩間公典駐オーストリア日本国特命全権大使、レオポルド・ヴェーデル元ドナウシュタット区長など大勢の関係者が列席する中、高校生相互派遣事業等両区のこれまでの交流を振り返るとともに、これからのさらなる友好関係の構築を誓う確認書に、両区長が調印しました。
記念式典の中で、ネヴリヴィー区長からは、「この30年間で形式的なパートナーシップは本当の友情へ発展しました。地理的な距離は離れていますが、私たちの絆は深まっています。両区の活発な交流を通じて今後も長きにわたり友情が続いていくことを願います。」、滝口区長からは、「荒川区の代表として、斎藤議長とともに、ドナウシュタット区を訪れ、皆様からの心温まる歓迎をいただき感謝しています。ドナウシュタット区と荒川区は、この先も共に手を携え、さらに活発な交流を通じてこの絆を深めていくことを誓います。」と挨拶があり、両区長は今後の交流の更なる発展を確認し、交流を深めました。

左から、確認書を披露する滝口区長、ネヴリヴィー区長、斎藤議長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左から、滝口区長、交流を長年にわたり推進いただいたヴェーデル元区長、ネヴリヴィー区長、現在交流事業に尽力をいただいているハース議員、斎藤議長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【荒川区との交流に関わる関係者を訪問】
今回の訪問では、滝口区長はこれまでの交流に関する様々な関係者とお会いしました。
まず、荒川区とドナウシュタット区との交流の中心事業である高校生相互派遣事業に参加し、派遣高校生としてかつて荒川区にお越しいただいた方、そして、荒川区からの高校生をホストファミリーとして受け入れてくれたご家族の方々と懇談の機会を持ちました。この事業は平成9年から開始し、これまで荒川区から146名、ドナウシュタット区から182名の方が参加しています。
懇談では、荒川区の高校生をドナウシュタット区へ迎え入れた時や荒川区を訪れた時の思い出話に花が咲きました。中には、現在でも荒川区のホストファミリーを訪問する等交流が続いている方や、ドナウシュタット区での受け入れにご協力いただいた方もいらっしゃいました。皆さん口を揃えて「高校生の時に参加して、これまで全く知らなかった日本、荒川区の文化や暮らしに触れることができ貴重な経験でした。」「もっといろんな人に体験してほしい。」「今後もこの事業が続いてほしい。」などと語っていました。
また、区では、平成17年から毎年8月の約1か月間、ウィーン大学東アジア学科日本学の大学生をインターンシップ生として区施設等で受け入れていることから(これまでに43名)、ウィーン大学の日本学研究所を訪問し、この事業にご協力をいただいている教授の皆さんや過去にインターンシップ生として参加された方々(今夏参加予定者を含む)と懇談しました。皆さん日本語が堪能で、荒川区での思い出などを大いに語ってくれました。こうして、ウィーン大学でも今後もこの事業を継続することをしっかりと確認しました。

高校生派遣事業に参加された皆様との懇談

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィーン大学東アジア学科日本学研究所の前で(中央に滝口区長)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのほかにも、ドナウシュタット区内を視察し、荒川区と友好都市提携を締結した記念に、荒川区にちなんで名づけられた「荒川通り(Arakawastraße)」や「尾久の小径(こみち)(Ogugasse)」をはじめ「荒川区と友達(Nobuhiko Numazaki作)」と描かれた記念の壁画を見学しました。

「荒川区と友達」の壁画

Ogugasse(尾久の小径)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ArakawaStraße(荒川通り)

 

 

 

 

 

 

そして、在オーストリア日本国大使館を訪問し、岩間大使に両区のこれまでの30年の長きにわたる友好交流の経緯や実施状況についてお話させていただくとともにウィーン市やオーストリア共和国に関する情報交換の機会をいただきました。岩間大使からは、荒川区とドナウシュタット区の交流がさらに深化するよう、大使館としても支援していきたいというお言葉がありました。

岩間日本国特命全権大使(左)と滝口区長(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【荒川区では30周年記念式典を開催予定】
荒川区においても、本年10月にはドナウシュタット区から、ネヴェリヴィー区長をはじめとする訪問団をお招きし、30周年記念式典を開催する予定です。その他、12月上旬に日墺親善リサイタル、来年2月には荒川区国際交流フォーラム等、関連イベントの開催を予定しています。この記念すべき機会に、友好の絆を未来へとつなぐため、様々な取り組みを行います。多くの区民のみなさまのご参加をお待ちしております。